桜降る代に決闘を/公式攻略ページ

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カムヰの特徴とカード評価

2030-05-09
 
身長:143cm
好きなもの:摂理、従属、睡眠
電子版CV:????
 

物語

「…………」

 遥か昔、最初に現れたとされる最古の三柱が一柱です。恐るべき力ゆえに禁忌と定められ、その存在は忘れられました。1年前まで桜降る代の本土において彼女を記憶していたのは限られた数柱のメガミだけでしょう。本質まで知っていたのはカナヱただ一柱かもしれません

 例外は南西の離島、千洲波です。その住民は排他的にして攻撃的であり、数百年に渡って桜降る代との交流は絶たれていました。カムヰはその島で眠り続け、同時に崇められていたのです。島の戦士たちは彼女の紅き剣を操り、その力は近年に桜降る代で動乱を引き起こしました

 その剣だけでもカムヰの力は膨大です。しかしそれですら権能の本質ではありません。彼女の真の権能は……ここでは止めておきましょう。神座桜と現世を接ぐその力は物語の果てに垣間見えるのですから


戦術

使いやすさ:★★★★★

彼女の戦略はどこまでも正常な近距離ビートダウンです。そして必要なすべてが揃っています。慣れない間でも力を順当に振るえば勝利でき、本作の基本を学ぶ面でも役立つでしょう。

 

迫る鎖も 幽き意思も 紅き剣で 斬り裂かん

 上述の通り戦略は近距離ビートダウンです。彼女はあらゆる面で高水準なカードを持ち合わせています。最高峰の火力を持つ攻撃。万能性の高い防御。リソースの拡充と剥奪の手段。妨害へと抗えるだけの移動力。そして大技から妨害まで揃った切札。全てが整っています

 彼女は本作で最強のメガミなのです。偉大なる紅き剣を順当に振るえば確実な勝利がもたらされるでしょう。そんな力が許されるのでしょうか。そうでないからこそ禁忌として遥か旧き時代に忘れられ、微かな残滓が文献に残されるのみとなっていたのです

 

【特性:禁忌

あなたの禁忌ゲージが16以上ならば、あなたは敗北する。

 その力は桜花決闘の成立における誓約でも暗に禁じられました。主神ヲウカは万一を恐れたのです。誓約は近年の動乱で書き換えられましたが、形を変えて有効なままです
 
 ゲームの経過に伴って禁忌ゲージが蓄積します。ライフが9以下ならば毎ターン1ずつ、5以下ならば毎ターン2ずつ増加し、16を数えたら無条件の敗北が訪れます。加えてカムヰのカードの真の力を用いたならばさらに増加します。ゆえに力に溺れる者は、いつか巧者の前に膝をつくでしょう
 
 あなたはどうでしょうか。禁忌へと踏み込む豪胆さと、その中で己を保つ自制心があなたにあるならば、彼女こそが最高の相棒となるでしょう。
 

カードリスト

N1

紅刃

攻撃

3、3/1

+1[+1/+1]

N2

散華刃

攻撃

3-4、3/1

+1[相手オーラが4以下ならオーラに1ダメージ、纏い1回]

N3

四剣乱刃

攻撃

2-4、2/1

+1[全力化:攻撃「2-4、1/1」を3回]

N4

斬り払い

攻撃/対応

1-4、1/1

対応でのみ使用可能
+2[対応した攻撃を打ち消す。切札か全力ならさらに禁忌+2]
N5

棘縫い

行動
間合5↑:間合→ダスト:2
間合2↑4↓:次の相方非切札攻撃+1/+0、対応不可(通常札)
間合1↓:ダスト→間合:2
 
N6

血晶乱流

行動/全力
2つ選択して上から順に解決
・攻撃「5-9、4/1」
・間合5↑なら間合→ダスト:2
・攻撃「2-4、2/2」
・ダスト→自オーラ:2
N7

血飛沫

付与

納2

【展開時】+1[攻撃「3、2/2、不可避」]
 隙
【展開中】この上の結晶1消費でオーラ回復を1回阻害
S1

行動

消費5

+3[全フレアを失い自ライフに1ダメージ。「暁」を得る]

S2

付与

消費3、納4

【展開時】+2[攻撃「3-4、3/3、対応不可(通常札)」
自ライフに1ダメージ] 
この上に桜花結晶があると勝利できない。
S3

攻撃/対応

消費1、0-6、0/0

対応した攻撃のメガミの次のカードにコストとして
同メガミの手札1枚を追加
即再起:禁忌ゲージが6の倍数
S4

行動

消費3

自ライフ6以下でないと使えない
ダスト→自ライフ:1
相手の行動切札に追加コストとして同メガミの手札1枚を追加


 

カード個別解説

紅刃

【使いやすさ】★★★★★

【基本性能】3/1の近距離攻撃。禁忌ゲージを上げれば4/2になる。

絶大で絶対的な性能
 
 禁忌ゲージを上げた際の4/2は通常札としては最高峰の数値だ。これを上回る攻撃は全力であるか、あるいは厳しい制限が課せられている。そんな攻撃を短期的には不利益なく使えるのはカムヰの特権だろう。
 
しかし禁忌の判断に注意
 
 しかし弱点はある。間合が3単独なのであらゆるステップ対応で躱され、それ以外の対応による妨害も大方刺さる。その上で禁忌ゲージの増加は相手が対応を行うよりも前であるため、支払い損になるリスクが大きめなのだ。ゆえに禁忌を侵すかの判断は簡単ではない。使う前に相手が持ちうる対応を考えよう。
 
 一方でそもそも3/1の攻撃は強い。禁忌ゲージを上げずとも十分にクロックへと貢献してくれる。ゆえにデッキに入れるかというレベルの判断では、このカードは安心して入れてよいと断言できる。
 
コンボ・テクニック
 
 相手のオーラが5ならば「血飛沫」などの2/2、4ならば「散華刃」の効果や1/1と組み合わせよう。

 


散華刃

【使いやすさ】★★★★★

【基本性能】3/1の近距離攻撃。禁忌ゲージを上げればオーラに1ダメージを与えつつ纏い。

高い安定性のクロックを刻む
 
 3-4の3/1という基本性能は「斬」と一致している。即ちこの時点で強いということだ。そこに選択肢が追加されている時点で採用しない理由はない。むしろ特殊敗北のリスクを抱えたからこそこれを使う権利を得られているのだ。権利を行使すべきだろう。
 
禁忌効果は使うべき時に
 
 禁忌ゲージを上げた際の効果は他のカードと比べると弱めだ。特段の理由がなければただの3/1として運用したほうが勝ちやすいと覚えておこう。
 
 禁忌ゲージを上げる主な理由は後続の攻撃だ。相手のオーラが4かつ手札に「紅刃」がある、相手のオーラが3かつ切札に「阡」があるなどのシチュエーションでは有意義だろう。
 
 相手に1/2や2/2が多く、自分のオーラへの価値が大きい時にも使用を検討できる。自分のクロック速度を落とさずに撃ち合いを継続できるぞ。
 

四剣乱刃

【使いやすさ】★★★★★

【基本性能】2/1の近距離攻撃。禁忌ゲージを上げ全力化で1/1の3連撃を追加。

全力化効果は趨勢を一気に傾ける
 
 撃ちやすいタイミングに全力化効果で叩きつけるのは実に強力だ。オーラとライフを同時に大きく削ってくれる。決闘の流れを大きく引き寄せられるだろう。
 
 一方で防御効果も対応への耐性もなく、相手のライフを削り、加えて相手の受け筋の自由度が高い。つまり全力カードの抱える弱点はしっかり抱えている。「居合」などを近い例として参考にして、使いどころを考えよう。例えば山札1巡目と2巡目の境目辺りは使いやすい。
 
普通に使っても優秀
 
 全力化しなくても優秀な性能だ。間合2での2/1は牽制として使いやすく、後続の攻撃が強いためにオーラ受けがやりづらい。
 

斬り払い

【使いやすさ】★★

【基本性能】1/1の対応攻撃、禁忌ゲージを2か4上げればダメージを打ち消せる。

万能に見える対応だが……
 
 禁忌ゲージを代償に自らのライフを守ってくれる。あらゆる攻撃に機能するため一見すると万能に見える。しかし実際は欠点を抱える。
 
 代償は大きく、切札や全力に使うとより莫大だ。そもそも禁忌ゲージを上げればカムヰの攻撃面を強く引き出せる。その選択肢を天秤にかけると得になる事例は多くはない。
 
 細かい弱点も目立つ。【攻撃後】効果を消さないため刺さりづらい相手も多く、対応でしか使えないため自分の攻め筋にも使えない。
 
禁忌を無視できるレベルの攻め合いなら
 
 効果そのものは優秀である。1/1ながらも打点のやり取りに貢献しつつ相手の攻め手を一手潰せる。問題は禁忌ゲージへの負担が大きすぎることだ。
 
 しかし相手の構築が攻めに寄っており、そもそも禁忌ゲージによる勝利が難しいならば話は別だ。相手のメガミの強みを踏まえ、火力の押し付け合いという展開が予測されるなら最強のカードにもなりえるだろう。
 

棘縫い

【使いやすさ】★★★★

【基本性能】 間合が離れていれば前移動、近ければ後移動、合っていれば相方攻撃強化を行う。

レンジロックへの抵抗を
 
 前提としてカムヰはレンジロックにひどく弱い。一切の対策を打たなければ延々と間合を離されるか、間合0へと潜られ続ける。普通のメガミを宿しているならその上で相手が攻めて来る際の間隙を突くやり取りが生じるのだが、カムヰを宿している際にそれは来ない。ただ身を守り続けるだけで相手は勝てるからだ。
 
 このカードはその弱点へと抵抗する。相手の組み合わせがレンジロック戦略を取れると知っているならば必ず採用候補としよう。特に近距離レンジロックへの抵抗手段はこれしかない。遠距離レンジロックには「血晶乱流」や「灯」も対策となりえるので相手のレンジロック強度や自分の戦略と相談して何枚を入れるか選ぼう。
 
攻撃強化で無駄となりづらい
 
 攻撃を強化する機能も悪くない性能だ。間合が2から4に落ち着く展開となったとしても無駄になりづらい。採用する際には相方の攻撃も1枚は入れておくと安全だろう。

 


血晶乱流

【使いやすさ】★★★★

【基本性能】4/1の遠距離攻撃、間合を2近づける、2/2の近距離攻撃、2纏いから2つを選択。

序盤中盤隙はなし
 
 序盤は4/1でクロックを刻み、中盤は2/2と2纏いが優秀なしゃがみとして働く。間合を近づける効果は遠距離レンジロックへの耐性としても機能する。少ないリスクでアドバンテージを稼ぎ、弱点も緩和できる安定性の高いカードだ。慣れないうちは常に採用としても問題ないだろう。
 
火力上限の低い全力だという欠点
 
 しかし唯一腐る場面がある。リーサルだ。2/2や4/1一発でリーサルになる盤面はめったにない。リーサルを狙うべき時期にこのカードを引いたがためにリーサルを逃す可能性がある。その欠点はカムヰだからこそ顕著だ。後半の1ターンを失うと禁忌ゲージが2上がり、誓約枠を使う権利も損なわれていく。
 
 戦略的判断の結果としてこのカードがデッキから抜ける事例は相応に考えられる。その判断ができるならばあなたはもう初級者ではないだろう。

 


血飛沫

【使いやすさ】★★★★

【基本性能】禁忌ゲージを上げれば2/2の近距離攻撃を行う。展開中はオーラ回復を阻害。

基本は2/2の攻撃と捉えよう
 
 基本的には禁忌ゲージを上げながら使うカードだ。適正距離3の2/2は「一閃」に近く、その時点で優秀だろう。加えて展開中効果でオーラを1削れるのでリソース差をつけられ、次のターンの攻撃にも繋がりやすい。
 
纏い効果への妨害にも
 
 「くるりみ」などオーラを回復する対応カードへの対策にもなる。相手の対応によっては攻撃を通すさらなる補助にもなるだろう。「要返し」などのオーラを回復する全力カードにも刺さる。
 
禁忌ゲージ過多でないか注意
 
 「紅刃」「散華刃」と違って禁忌ゲージをほぼ確実に上げる。何度かゲームして禁忌ゲージで苦しい展開が多いならばこのカードが原因かもしれない。
 
 そんな時は他のカードで役割を代行できないか考えてみよう。2/2でオーラを削って「紅刃」や「阡」を通したいのなら、相方の2/2でも問題ないはずだ。
 

【使いやすさ】★★★

【基本性能】禁忌ゲージを3上げ6/4の切札攻撃を獲得。自分に1ダメージ。

超ド級の火力で粉砕だ
 
 場を整えれば6/4超克の「暁」を放てる。「暁」は対応への耐性も持つためこれを防げるメガミはほとんどいない。この攻撃を絡めた連撃ならば3から4のライフを確実に奪えるだろう。
 
では現実と向き合おう
 
 しかし準備は難しい。合計で11のフレアが要求され、「灯」使用時には大幅な禁忌ゲージの増加やライフの消費が求められる。「灯」時点でフレアを貯めていても全て失われるため、まとめて支払うという手段も取れない。
 
対コントロール性能が本質
 
 ゆえに準備の余裕を与えてくれるかどうかが重要だ。相手が守りを重視したコントロール戦略を取るならば現実味が増す。「暁」の対応耐性や間合の広さもまさしく対対応コントロール、対遠距離レンジロックに相応しい性能だ。
 
 カムヰは時間を稼がれたら負けるためにコントロールへの脆性がある。ゆえに相手はコントロール気質を高めたデッキを組みやすい。そこを突いてこのカードを入れてこそコントロールにも勝ちの目を持つ強いメガミとなるのだ。

 


【使いやすさ】★★★★

【基本性能】禁忌ゲージを2上げ3/3の近距離攻撃。自分に1ダメージ。向こう2ターン勝利できない。

最高峰の効率を序盤に狙おう
 
 消費3で3/3という打点効率は本作で最高峰だ。軽さゆえに序盤から狙え、序盤のうちにライフに当てればそのまま攻め切れる展開は多い。「散華刃」「血飛沫」などの補助を活用してたたき込もう。山札1巡目終盤から2巡目頭あたりが最適のタイミングだ。
 
賞味期限に気を付けよう
 
 使用後から2ターンに渡って勝利できないため、リーサルでは使えない。使うタイミングを逸したら最後まで使わないほうが良い事例は多いだろう。禁忌ゲージが大体合計で6上がるうえに相手はライフから生じたフレアと守りを放棄する権利を駆使して攻め立ててくる。きっと後悔するはずだ。

 


【使いやすさ】★★★★

【基本性能】対応した攻撃のメガミの次のカードのコストに同じメガミのカードを追加。

デッキと手札を予測しよう
 
 上手く刺されば強力だが、読みを外すと何もしない。このカードの採用や使用には相手への読みが欠かせない。
 
 同じメガミの枠内で機能する連撃、そして盤面から推測される手札を意識しよう。特に中距離を得意とするメガミに対して起点となる攻撃に当てると有効だ。例えばサイネの「石突」、チカゲの「遁術」のような移動効果があるものは分かりやすい。
 
最後の1枚なら切札が止まる
 
 手札の最後の1枚からの攻撃へと対応すれば、相手は切札を使えなくなる。後半「月影落」などの大技のリーサルを狙われている場面や、中盤に「千歳ノ鳥」などの圧力がかかっている場面での防止にも有益だ。

 


【使いやすさ】★★★

【基本性能】ライフを1回復。使用済なら相手の行動切札コストに同じメガミのカードを追加。

禁忌の進みを抑制
 
 ライフを回復することで禁忌ゲージの増加を抑制できる。相手が攻め手を絞り、5ライフを取って守ることに集中した戦略を取ってきた際に刺さるぞ。
 
様々なカードへの耐性を高める
 
 カムヰの時間制限に対して機能する幾つかのカードへの耐性を高められる。例えば「最後の結晶」「大破鐘メガロベル」「旧き虚路を歩みゆく」などだ。
 
 さらに行動対応の切札への耐性を高め、攻撃を通す助けにもなる。「くるりみ」「双葉鏡の祟り神」などが挙げられる。
 
デッキに入れるかの判断は難しい
 
 上述した強みはどちらも相手の構築に依存する。ゆえに読みに妥当性が伴わないならばデッキに入れない判断を下すべきであり、進んで採用するカードではない。しかしカードプールにあることで上記どちらの戦略も抑制できる。存在自体に意義があるカードだ。
 
 もちろんこの1枚で大いに有利になる相手や、この1枚がなければ致命傷となりうるカードを持つ相手にはきちんと採用しよう。

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