身長:158cm
好きなもの:勝つこと、寝ること、お団子
デジタル版CV:加隈亜衣
サンプルボイス
「物語」のサンプルボイスは『桜降る代の神語り』の内容が含まれます。気になる方は先に『桜降る代の神語り』をご一読いただくことをお勧めします。
物語
「わたしと一緒に勝利を目指しましょう!」
ユリナはもとは人間、天音揺波でした。20年前の一大事にて誕生したメガミの1柱で、中でも立役者と呼ぶべき英雄です。
現在の彼女は今代における武神であり、戦いと勝利を象徴しています。桜花決闘という文化を深く愛し、それを広げ、盛り立てることに何よりも情熱を注いでいます。無論、決闘の実力は最高峰であり、衰える気配を見せません。
その一方で、決闘以外では不器用さが目立ちます。色々とすっぽ抜けており、周囲の嘆息もやむを得ないといったところです。
戦術
使いやすさ:★★★★★
基本に忠実で複雑な効果も少ないため、初心者にも使いやすいでしょう。
近く寄るなら 刃の嵐 まさに王道 無敵なり
間合を合わせて攻撃する。ユリナはまさしく本作の基本を体現した戦いを行います。彼女を宿すならば、正統派にして強靭な戦いが可能となるでしょう。あなたが初めて本作に触れるとしても、彼女を宿せば安心して基本を学ぶことができます。
攻撃の多彩さも特徴です。牽制、本命、大技、搦め手と多様な攻め筋を持ち、相手に楽をさせません。基本を超え、彼女と共に頂点を目指すならば、これらの攻め筋を理解して使い分ける必要があるでしょう。
【特性:決死】
あなたのライフが3以下ならばいくつかのカードが強化される。
彼女において最も特筆すべきなのは技でも力でもなく、誰よりも強い勝利への執念です。それは敗北の間際、自らのライフが少なくなったときにこそ真価を発揮します。
彼女は特性として、ライフが3以下となると「決死」になります。そしていくつかのカードが強化されるのです。ピンチでも諦めず、勝利を目指す心があなたにあるならば、彼女は最高の相棒になってくれることでしょう。
カードリスト
N1 |
斬 |
攻撃 | 3-4、3/1 |
N2 |
一閃 |
攻撃 |
3、2/2 自ライフ3以下で+1/+0 |
N3 |
柄打ち |
攻撃 |
1-2、2/1 自ライフ3以下なら次の攻撃を+1/+0 |
N4 |
居合 |
攻撃/全力 |
2-4、4/3 間合2以下なら-1/-1 |
N5 |
気迫 |
行動 |
集中力+1 次の他のメガミの攻撃に対応不可(通常札)と距離拡大(近1) |
N6 |
圧気 |
付与 |
納2 隙 【破棄時】攻撃「1-4、3/-」 |
N7 |
気炎万丈 |
付与/全力 |
納4 【展開中】自ライフ3以下なら他メガミの攻撃を+1/+1 |
S1 | 月影落 | 攻撃 | 消費7、3-4、4/4 |
S2 |
浦波嵐 |
攻撃/対応 |
消費3、0-10、2/- 終端 対応した攻撃を-2/+0 |
S3 |
浮舟宿 |
行動 |
消費2 ダスト→自オーラ:5 即再起:自ライフ3以下になる |
S4 |
天音揺波の底力 |
攻撃/全力 |
消費5、1-4、5/5 自ライフ3以下でないと使えない |
カード個別解説
斬
【使いやすさ】★★★★★
【基本性能】 シンプルかつ強い間合の3/1攻撃。
とりあえず斬
最初の一撃として最適だ。「一閃」などの攻撃が控えている可能性があるのが大きく、着実にライフを削り落としてくれるだろう。相手のライフを減らしていき、リーサルを目指すユリナの戦略にもかみ合っている。
できれば山札1週目にも
山札1週目で使えれば1ライフのリードが広がるのでとても強い。しかし、間合4は自分だけでは意外とたどり着けない。相手の得意な間合を意識しつつ、間合4を3ターン目に踏めるよう立ち回れればさらに強く使えるだろう。
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一閃
【使いやすさ】★★★★★
【基本性能】 単間合いの2/2攻撃、決死時に3/2となる。
連撃でのプレッシャー
「斬」と並んで使い勝手の良い攻撃カード。 「斬」と異なりオーラで受けられやすくライフに通しにくいものの、カード1枚で相手の2リソースを破壊できれば十分。「一閃」の存在を匂わせることで対戦相手にプレッシャーをかけることも有効だ。 オーラが3の相手にとって、「柄打ち」をオーラ受けすると離脱から「一閃」がライフに通ってしまう。このため「柄打ち」ライフ受けを迫ることができるのだ。
リーサルではさらに強い
「月影落」などと共に使用する場合は「斬」より多いライフ2点を奪う役割を果たせる。 リーサルの可能性を大きく広げられるぞ。
柄打ち
【使いやすさ】★★★★★
【基本性能】 近距離で使用できる2/1攻撃。決死時には次の攻撃を強化できる。
力を貯めつつ攻撃する
離脱などで間合を合わせなくても使用することができる点が強力だ。手札に「斬」はあるが「一閃」はまだ引けていないといったケースでは特に有効。「柄打ち」だけ使用して終了することで、攻勢を維持しつつ連撃のタイミングまで移動を待つことが可能なのだ。
強化する攻撃を考えよう
決死時の効果は3/1(斬)や3/2(決死時一閃)などの元々オーラで受けづらい攻撃に乗せるより、2/2などオーラ受けされやすい攻撃に乗せたほうが強力だ。時には「月影落」を5/4にすることが有効なこともある。
コンボ・テクニック
「+1/+0」修正は特に「1/-」などのライフ受けできない攻撃に乗せることで相手のオーラを確実に剥ぎ、月影落などの本命を相手ライフに通しやすくなることは覚えておきたい。
ユリナAでは決死時に絶対にライフに通したい「乱打」を3/3に強化することが可能で強力。
居合
【使いやすさ】★★★★
【基本性能】 4/3の全力攻撃。間合2だと3/2に弱体化する。
次に備えつつ攻勢を維持
間合2でも3リソースを奪う威力は高い。そして十分な攻撃を行いながらも、次のターンには手札4、集中2の形を作れる。つまり攻勢を維持しつつ、連続攻撃の準備が整えられるのだ。
決定打ゆえのプレッシャー
間合3-4で当てれば決定打となりうるので、相手から見たら対策しなくてはならない。「居合」があるかのように見えるプレッシャーをかけるのは有効だ。
全力攻撃ゆえのデメリット
使用するターンには《纏い》を行えず、相手がライフ受けを選べばフレアを与えることにもなる点は意識しよう。ユリナは防御に優れるメガミではないので、返しでリーサルを取られる展開は十分にあり得る。対応で対処された場合も苦しい展開が予想される。相手の対応カード次第では使用を見送ったり、デッキに採用しないことも検討しよう。
コンボ・テクニック
能動的に間合3-4で使用するにはターン開始時に間合を動かすなどのギミックが欲しい。例えばサイネの「消音晶」を対応で使用し、自ターン開始時に破棄する、前のターンにサリヤの「騎動」で間合3から「騎動前進」をしておくなどが挙げられる。
気迫
【使いやすさ】★★
【基本性能】 次の相方の攻撃の適正距離を広げ、対応不可(通常札)を与える。
基本的には連撃したほうがいい
サポートとしては優秀なものの、原則的には2枚のカードで1回の強力な攻撃よりも2枚のカードで2回の平凡な攻撃をした方が良い事が多い。このカードを入れるなら、どの攻撃に使うつもりなのかをはっきり意識しよう。
単一間合との相性は◎
チカゲの「毒針」やサリヤの「Shield Charge」等、単一間合いの代わりに強力な効果を持つ攻撃がある。そういった攻撃は対応による間合の変化に弱いので、確実に当てたいのであれば「気迫」の採用も一考に値するだろう。
圧気
【使いやすさ】★★★
【基本性能】 隙を持つ付与カードで、成功すれば3/-の攻撃でオーラを削れる。
使い所は慎重に
破棄に成功すると強力な攻撃が発生する。それゆえに対戦相手も必死に阻止してくる事が多い。効果的に使うのであれば、まず『どうやってこのカードを破棄するか』『どうやってライフを守るか』という所を意識したい。
控えめな相手に特に有効
アグレッシブに攻撃してくる相手ならば上手く破棄する事はとても難しい。しかし、ライフを奪えるタイミングが限定的なディフェンシブな相手であれば効果的に機能する。
圧気を放った後も重要
「圧気」のダメージは絶大だが、ライフを奪うわけではない。「圧気」のダメージを最大限生かすために「居合」等の全力札や複数枚の攻撃札を準備し、ここぞとばかりに叩き込んでやろう。
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気炎万丈
【使いやすさ】★★
【基本性能】決死の時に展開すると、次の1ターンだけ相方の攻撃が超強化される。
狙いがないなら入れてはいけない
このカードはリスクが大きい。決死になるまでは何もせず、全力であるうえに次の1ターンしか効果を与えない。なので最低でもその1ターンの間に3回は他のメガミで攻撃しなければ元は取れない。明確なゲームプランを持たずに「気炎万丈」を入れると後悔するだろう。
一撃必殺のコンボを狙え
ひとたび機能すれば圧倒的だ。このカードを活躍させやすいコンボを、構築時点で用意しておこう。サイネの「律動弧戟」、サリヤの「Form:YAKSHA」は分かりやすい一例だ。
ライフは4でもOK
決死状態は『ライフが3以下であること』だが、「気炎万丈」の使用時にライフが3以下である必要はない。ライフが4であれば次のターン攻撃されなかったとしても再構成をすればライフは3になる。
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月影落
【使いやすさ】★★★★★
【基本性能】 4/4という超火力を誇るユリナの必殺技。
圧倒的な火力
あなたがゲームを始めたばかりならば特におすすめだ。ユリナの他の攻撃と組み合わせ、このカードをいかにライフに当てるか考えよう。この一撃でゲームを終えられれば理想的。フレア7を支払うと隙が生じるが、ゲームが終われば関係ないのだ。
フレアの圧力
ユリナがフレア7を貯められる時の圧力を意識しよう。「月影落」はライフにそう通せない。すると「一閃」などもオーラで防ぎづらくなる。これは「月影落」を入れていなくても同様だ。
本当に最強なのか……?
お互いがゲームに慣れていないならこのカードは最強だ。しかし慣れた相手は対策してくる。対処できる対応、フレア破壊などの妨害、倒しきれない際の反撃。このカードを抜いたほうがいい。そう思う時が来たならば、それは大きな一歩だろう。
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浦波嵐
【使いやすさ】★★★★
【基本性能】 ユリナ唯一の対応カード。攻撃のオーラダメージを軽減するとともに、相手のオーラにダメージを与えられる。
攻防一体で使いやすい
優秀な防御性能でありながら低く使いやすいコスト、さらに相手への攻撃も同時に行ってくれるので反撃にも繋がる。特に全力攻撃に対応すると相手は《纏い》ができないので有効だ。
使いどころは慎重かつ大胆に
その強力さの代償に終端というデメリットを持っている。「浦波嵐」を行ったらその後の攻撃に一切対応できなくなるため、最後まで温存するという使い方が難しい。中盤や全力攻撃など攻撃性能も活かせる、ここぞというタイミングで使っていきたい。
コンボ・テクニック
相手の全力攻撃に対して対応「浦波嵐」でオーラを削り、ダメージをわざとライフ受けして決死状態になることで「天音揺音の底力」につなげられる。
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浮舟宿
【使いやすさ】★★★
【基本性能】直ちにオーラを5にできる。決死に入ると再起する。
圧倒的な急速回復
最も効率よく使うことができればオーラ0からオーラ5になれる。これほどの回復量は類を見ない。もちろん都合よくオーラが0になるとは限らないが、それでも心強い。効率よく使うために、採用したときは相手の攻撃を積極的にオーラ受けしてオーラを有効活用してから使おう。
乱用は厳禁
便利な切り札だが、一瞬で大きなダメージを与えてくる相手やそもそもオーラが意味を持たない相手など有効でない場合も多い。ユリナと近い間合で攻撃札の応酬を狙ってくる相手に採用するのがベストだろう。
《後退》のサポートにも
オーラが必要な行動として《後退》が挙げられる。通常であれば《後退》を繰り返すのはオーラが減ってしまい難しいが、「浮舟宿」であれば減ったオーラを万全の状態にすることができる。再起のおかげで終盤でも未使用になっていることが多く、近距離が得意な相手から逃れることも可能なのでぜひ覚えておきたい。
天音揺波の底力
【使いやすさ】★★
【基本性能】 ユリナの超必殺技。決死でしか使えないが威力は絶大。
決闘を決着させる破壊力
他のカードの追随を許さない5/5という高火力を持つ。これは基本的には最大の値であり、中盤であってもライフに食らえばひとたまりもない。どんな状況でも勝ち筋を見いだせるユリナらしい一枚だ。
超火力ゆえの存在感を活かそう
その攻撃力は圧倒的だが、全力攻撃と決死でのみ使用可能という制限が厳しい。「天音揺音の底力」単体ではほぼ当たらず、ライフに当てるためにはなんらかのサポートが必要だ。幸い、採用せずともその圧力だけで相手が意識してくれることが多い。本当に採用するときは、十分に検討した上で他に手立てがない時に入れよう。
コンボ・テクニック
サイネの対応「消音晶」や、オボロの再構成設置+「誘導」等自動的に相手のオーラを減らすことができるギミックと相性がいい。オーラダメージ軽減等の対応を持たない相手に対して有利に決闘を進められるため、相手次第では積極的に採用するのもアリだろう。
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